NVIDIA driver を ノートPC に インストール

NVIDIA Optimus technology を使用しているノートパソコンにCentOS 7 をインストールしてドライバをインストールした。通常のデスクトップパソコンであれば、 NVIDIA のホームページ からドライバをダウンロードしてインストールすればいいのだが、NVIDIA Optimus technology を使用しているノートパソコンでは勝手が違い、ドライバの他にもbumblebee というものをインストールする。

*ドライバや bumblebee をインストールするのに ELRepo を利用するのでその導入

ELRepo : HomePage に書かれている通り

  1. パブリックキーをインポートする
    # rpm -import https://www.elrepo.org/RPM-GPG-KEY-elrepo.org
  2. CentOS 7 用の ELRepo をインストールする
    # rpm -Uvh http://www.elrepo.org/elrepo-release-7.0-2.el7.elrepo.noarch.rpm

で ELRepo の導入完了。

*ドライバ等のインストールと設定

https://www.centos.org/forums/viewtopic.php?t=7303 を参考にした。

  1. xorg の設定ファイルをバックアップする。設定ファイルは /etc/X11/xorg.conf にあるが特に設定していない人は無い。
  2. 次のコマンドを実行しインストールする。
    # yum install -y kmod-nvidia
    # yum install -y kmod-bbswitch
    # yum install -y VirtualGL
    # yum install -y bumblebee
  3. ファイル /etc/ld.so.conf.d/nvidia.conf を削除してコマンド /sbin/ldconfig を実行する。
  4. 1.で取ったバックアップを復元する。
  5. ファイル /usr/share/applications/nvidia-settings.desktop を編集する
    Exec=nvidia-settings → Exec=optirun nvidia-settings -c :8.0
  6. GPUを利用するユーザーを グループ bumblebee に追加する
    # gpasswd -a ユーザー名 bumblebee
  7. ファイル /etc/bumblebee/bumblebee.conf を編集する
    Driver=          → Driver=nvidia
    KernelDriver=    → KernelDriver=nvidia
    PMMethod=auto    → PMMethod=bbswitch
    LibraryPath=     → LibraryPath=/usr/lib64/nvidia:/usr/lib64/vdpau
    XorgModulePath=  → XorgModulePath=/usr/lib64/xorg/modules/extensions/nvidia,/usr/lib64/xorg/modules
  8. 再起動する。
  9. 確認&テスト
    アプリケーション → その他 → NVIDIA X Server Settings を開く
    設定画面が開きGPUの情報が表示されていればOK
    また、次のコマンドを実行する
    $ optirun glxgears
    このあとに次の画面が表示されていればOK
    Screenshot_from_2015-03-15 15:57:06

インストール後はプログラムを実行する際に optirun [プログラム名] とコマンド実行すれば描画にGPUが使用される。

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