CentOS 7 に Chromium をインストール

ソースをビルドしてインストールする方法を説明します。

http://software.opensuse.org/package/chromium を開くと

スナップショット1

のページが開かれると思います。このページの下の「他のバージョンを表示」→CentOS7の部分の「不安定版を表示」→「ソース」を順にクリックしてダウンロードします。現在は chromium-38.0.2125.104-38.13.src.rpm でした。
rpmbuildコマンドを使って、SRPMからRPMをリビルドする。(かなり時間がかかります。)

# rpmbuild --rebuild chromium-38.0.2125.104-38.13.src.rpm

依存性の関係でリビルドできない場合は,必要なパッケージをインストールしてリトライする。
リビルドできたら~/rpmbuild/RPMS/x86_64以下にrpmファイルができているので

# rpm -ivh chromium-38.0.2125.104-38.13.x86_64.rpm

でインストールする。

スナップショット2

完了!

owncloud text editor文字化け対処

* (注) owncloud version 8.1.x 以降では構成が変わっており,この方法では対処できません 変更方法は→owncloud (Ver. 8.1.1) texteditor Shift-JIS の文字化け対処

検索したら既にやっている方がいて

http://blog.shironoo.org/blog/2014/11/21/owncloud-texteditor-sjis/
リンク切れ

のページのように
owncloud/apps/files_texteditor/ajax/loadfile.php
のファイルの
$encoding = mb_detect_encoding($filecontents."a", "UTF-8, WINDOWS-1252, ISO-8859-15, ISO-8859-1, ASCII", true);
の部分に”SJIS-win”を追加して
$encoding = mb_detect_encoding($filecontents."a", "SJIS-win, UTF-8, WINDOWS-1252, ISO-8859-15, ISO-8859-1, ASCII", true);
と書き換えればOK!

Centos7 に unar をインストールする

Windowsで圧縮(zip形式)したファイルをCentos7でunzipコマンドで解凍すると文字化けが発生するのでそれを対処するためにunarをインストールした。

unar は The Unarchiver の略でサポートしているフォーマット(サポートフォーマット)が豊富で,中身の文字エンコードも自動で認識してくれる。頭がいいソフトみたいだ。このソフトをインストールしていく。

Ubuntu や Fedora にはパッケージが配布されているみたいだが,Centos にはなかった。そこで,Centos7と同等であるFedora19 の srpm をダウンロードしてインストールすることにした。

↑ 現在(2016/07/30)は epel にて rpm が配布されています。
epelリポジトリの設定をしていれば
# yum install unar
でインストールできます。[2016/07/30 追記]

srpm のダウンロード
# wget http://rpm.pbone.net/index.php3/stat/26/dist/86/size/2416240/name/unar-1.8.1-1.fc19.src.rpm
# wget ftp://ftp.naist.jp/pub/Linux/fedora/updates/testing/19/SRPMS/unar-1.8.1-1.fc19.src.rpm
ダウンロードしたファイルを rpm-build する。
# rpmbuild --rebuild ./unar-1.8.1-1.fc19.src.rpm
ビルドされたファイルが ~/rpmbuild/RPMS/x86_64/ 以下にあるので
# rpm -ivh ~/rpmbuild/RPMS/x86_64/unar-1.8.1-1.el7.centos.x86_64.rpm
でインストール。

unar を用いての解凍は簡単で test.zip を解凍するならば
$unar test.zip
で解凍できる。

基本的な使用方法が載ったページがあったので参考までに
http://qiita.com/twittarsan/items/550b18c222ceb75d0181

owncloud 8.0.2 の文字化け対処法

owncloud に置いてあるファイルを一括ダウンロードした際の圧縮ファイル(zip)をWindows7以前のマシンで解凍すると日本語が文字化けする。この問題について対処ができたので記録しておく。

言ってしまえば、Windows7以前の人が7zipなどのutf8に対応している解凍ソフトを使うのが一番楽だし早いんだけどね・・・

この問題を調べているときに圧縮ファイルを日本語対応するowncloudのアプリを見つけた。
http://owncloud.jp/forum/index.php/Thread/29-zip-7/
このページの一番下にあります。これを導入しました。

導入方法は簡単で、リンクをたどって”zipstream_ja-master.zip”をダウンロードして展開し、できたディレクトリ名を”zipstream_ja”にリネームしたものをowncloudディレクトリ以下にあるappsというディレクトリ内に放り込み、あとはWeb上で”Zipstream Ja”というアプリを有効にすれば導入完了です。

ダウンロードしてテストをしている際に、基本的には文字化けしていない形で展開することができましたが、’表’という文字が入っていると、文字化けしたフォルダとしていないフォルダの2つが圧縮ファイル中に作られていました。ちなみにファイル名は文字化けしない。

とりあえず使用できるので、時間があるときにソースをチェックして訂正しようと思う。

———- 追記 ———-

PHPについてはよく知らないがソースをチェックしていてzipstream_ja/lib/ 以下のfiles.phpの中の212~216行目

$rootDir = $internalDir.$dirname;
if (!empty($rootDir)) {
$isJaWin ? $zip->addEmptyDir(self::convertFilename($rootDir)) : $zip->addEmptyDir($rootDir);
}

をコメントアウトすると文字化けしたフォルダが生成されないことが分かった。この部分が正常に機能していなく文字化けが起こっていると考えられるのでphpについて調べて訂正しようと思う。

VMware Player に Windows 7 をインストール してAeroを使用出来るようにする

前回の投稿で導入したVMware Player に Windows 7 をインストールした。

記録が残ってないが、最初にインストールしたVMware Playerのバージョンは7.1.0だったのだが、このあとに説明する操作を行なっても3Dアクセラレーションが動作しなかった。調べていたらVMware Playerの中で動いているVMware Workstation バージョン 11には次の問題があるようだ

Screenshot_from_2015-03-16 11:13:16
VMware Workstation 11.0 Release Notes より)

よって今のホストOS CentOS 7 では 3D アクセラレーションを使用することができないみたい・・・
ということで VMware Workstation 10 を使用している VMware Player 6.0.5 をインストールした。ちなみにアンインストールは次のコマンドで行う
# bash VMware-Player-7.1.0-2496824.x86_64.bundle --uninstall-component=vmware-player
または
# vmware-installer -u vmware-player ←未確認
でもできるみたいだ。

ではWindows 7インストールしていきます!

VMware Player のホーム画面から Create a New Virtual Machine を選択

Screenshot_from_2015-03-16 11:46:06
このような画面が開く。ここでインストールするイメージファイルを選択するか、ドライブを選択して簡単インストールを行います。このあとも表示にしたがって選択していくとインストールが開始されます。
Screenshot_from_2015-03-16 12:07:24
しばらく待ちます。
Screenshot_from_2015-03-16 13:21:21
完了!

初期状態では起動時に

Screenshot from 2015-03-16 13:19:41
と表示されて3D support がサポートされていないと言われ、このままではAeroを使用することができない。
ここで、/home/[ユーザー名]/vmware/[VM名]/[VM名].vmx ファイルの中に次の記述をどこでもいいので書き込む

mks.gl.allowBlacklistedDrivers = "TRUE"

このようにすると起動時に先ほどのようなエラーは表示されず Aero が使用出来るようになる。

Screenshot_from_2015-03-16 13:35:18

——————– 追記 ——————–
上で書いた内容だけでは(CPU内蔵グラフィックを利用する場合)不十分だったので付け加えておく。
もうひとつ必要なものとして driconf というものが必要である。

このソフトをインストールするのに次のページを参考にした。
http://ameblo.jp/yukisku/entry-11777593255.html

sourceforge.jp
sourceforge.jp(2)
からdriconf-0.9.1.tar.gzをダウンロードしてきて

$ tar -zxf driconf-0.9.1.tar.gz
$ cd driconf-0.9.1
# python setup.py install
# cp driconf.desktop /usr/share/applications/driconf.desktop

を実行して”3D Acceleration”というソフトを起動して”Image Quality”というタブの中の一番上”Enable S3TC …”をクリックして”はい”にする。

以上の操作をすべて行うと3D supportが有効になる。

CentOS 7にVirtual Boxをインストール

https://www.virtualbox.org/ を参考にしながらインストール
このサイトについて
Downloads →VirtualBox x.x.xx for Linux hosts
と順にクリックしていき
Oracle Linux 7 (“OL7”) / Red Hat Enterprise Linux 7 (“RHEL6”) / CentOS 7
の右にある AMD64 をクリックして rpm ファイルをダウンロードする。

terminal から root になり

# rpm -ivh VirtualBox-4.3-4.3.24_98716_el7-1.x86_64.rpm

とコマンドを実行する。
このとき Qt関係のパッケージがインストールされていないと、以下のようなエラーがでます。

エラー: 依存性の欠如:
libQtCore.so.4()(64bit) は VirtualBox-4.3-4.3.24_98716_el7-1.x86_64 に必要とされています
libQtGui.so.4()(64bit) は VirtualBox-4.3-4.3.24_98716_el7-1.x86_64 に必要とされています
libQtNetwork.so.4()(64bit) は VirtualBox-4.3-4.3.24_98716_el7-1.x86_64 に必要とされています
libQtOpenGL.so.4()(64bit) は VirtualBox-4.3-4.3.24_98716_el7-1.x86_64 に必要とされています

この場合

  • libQtCore.so.4
  • libQtNetwork.so.4

はパッケージ qt(Qt toolkit)に含まれており、

  • libQtGui.so.4
  • libQtOpenGL.so.4

上記の2つはパッケージqt-x11(Qt GUI-related libraries)に含まれているので

# yum -y install qt qt-x11

を実行すると解決できる。

Screenshot_from_2015-03-13 14:48:23

インストール完了!

—– 追記 —–
ちなみに、Virtual Boxのゲスト側でUSBを利用するためにはホスト側のユーザーがvboxusersというグループに属していないとならない。

# gpasswd -a ユーザー名 vboxusers

このコマンドで自分のユーザーをvboxusersに加えておきましょう。

 

NVIDIA driver を ノートPC に インストール

NVIDIA Optimus technology を使用しているノートパソコンにCentOS 7 をインストールしてドライバをインストールした。通常のデスクトップパソコンであれば、 NVIDIA のホームページ からドライバをダウンロードしてインストールすればいいのだが、NVIDIA Optimus technology を使用しているノートパソコンでは勝手が違い、ドライバの他にもbumblebee というものをインストールする。

*ドライバや bumblebee をインストールするのに ELRepo を利用するのでその導入

ELRepo : HomePage に書かれている通り

  1. パブリックキーをインポートする
    # rpm -import https://www.elrepo.org/RPM-GPG-KEY-elrepo.org
  2. CentOS 7 用の ELRepo をインストールする
    # rpm -Uvh http://www.elrepo.org/elrepo-release-7.0-2.el7.elrepo.noarch.rpm

で ELRepo の導入完了。

*ドライバ等のインストールと設定

https://www.centos.org/forums/viewtopic.php?t=7303 を参考にした。

  1. xorg の設定ファイルをバックアップする。設定ファイルは /etc/X11/xorg.conf にあるが特に設定していない人は無い。
  2. 次のコマンドを実行しインストールする。
    # yum install -y kmod-nvidia
    # yum install -y kmod-bbswitch
    # yum install -y VirtualGL
    # yum install -y bumblebee
  3. ファイル /etc/ld.so.conf.d/nvidia.conf を削除してコマンド /sbin/ldconfig を実行する。
  4. 1.で取ったバックアップを復元する。
  5. ファイル /usr/share/applications/nvidia-settings.desktop を編集する
    Exec=nvidia-settings → Exec=optirun nvidia-settings -c :8.0
  6. GPUを利用するユーザーを グループ bumblebee に追加する
    # gpasswd -a ユーザー名 bumblebee
  7. ファイル /etc/bumblebee/bumblebee.conf を編集する
    Driver=          → Driver=nvidia
    KernelDriver=    → KernelDriver=nvidia
    PMMethod=auto    → PMMethod=bbswitch
    LibraryPath=     → LibraryPath=/usr/lib64/nvidia:/usr/lib64/vdpau
    XorgModulePath=  → XorgModulePath=/usr/lib64/xorg/modules/extensions/nvidia,/usr/lib64/xorg/modules
  8. 再起動する。
  9. 確認&テスト
    アプリケーション → その他 → NVIDIA X Server Settings を開く
    設定画面が開きGPUの情報が表示されていればOK
    また、次のコマンドを実行する
    $ optirun glxgears
    このあとに次の画面が表示されていればOK
    Screenshot_from_2015-03-15 15:57:06

インストール後はプログラムを実行する際に optirun [プログラム名] とコマンド実行すれば描画にGPUが使用される。

CentOS 7 に tgif インストール

卒論の中に挿入する図を作成するのに必要となったので tgif をインストールした。

基本的に次のページと同じ方法でインストールできる。

centos6にtgifをインストール

途中いくつかはじかれたのでその点を挙げておく。

  1. xorg-x11-jpfonts-4.0-2vl6.src.rpm のダウンロードではバージョン変更のため
    ダウンロード先は
    ftp://ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/pub/mirrors/Vine/VineSeed/SRPMS.plus/xorg-x11-jpfonts-4.0-3vl7.src.rpm
    に変更
  2. rpmbuild –rebuild tgif-4.2.2-1vl5tpu0.src.rpm  でリビルドしたとき
    z_intrf.c:26:18: fatal error: zlib.h: No such file or directory
    #include <zlib.h>
    と”zlib.h”ファイルないぞと怒られたので
    # yum install zlib-devel
    して解決
  3. rpmbuild –rebuild –nodeps ftdumps-0.1.1-1vl5.src.rpm  でリビルドしたとき
    ftdumpmain.h:3:22: fatal error: ft2build.h: No such file or directory
    #include <ft2build.h>
    とこれまた”ft2build.h”怒られてしまったので
    # yum install freetype-devel
    して解決
  4. 知ってると思うが途中の ”i386″ は “x86_64” に読み替え
  5. 最後に tgif をインストールするときに
    “netpbm-progs” と “xorg-x11-fonts-misc” が必要と言われたので
    yum でインストールすればOK

2, 3, 5のパッケージの依存性の関係はシステムによって違うので出ない人もいるかもしれないが…

起動

 

tgif